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知る。残す。伝える。
動画と聞いて、YouTubeを思い浮かべる方は少なくないと思います。
僕自身、「動画を見る」より、「Youtubeを見る」という響きの方がしっくりきます。
このように文明の変遷、世の趨勢が移り変わる時、僕は結構小さめな脳みそを最大限駆使して何をすべきかを考えました。
花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに
小野小町が詠ったこの響きは、1000年の時を越えてなお、その儚さや情景を感じるとることができます。
それはきっと、世の中がどれほど技術が便利に進化し、変化をしたとしても、人というものはさほど変わらない。
要は、1000年前あるあるが現代あるあるに通ずることが多いというです。
当時の人々は、1000年後の大阪の小林にもこの詠を知ってほしいと思っていたとは思いませんが、1000年後の大阪の小林は、紆余曲折を経て不思議と巡り会うことと相成りました。
小林、これほど素敵なことはなかなかないと思いました。
そして、小林、思いました。
「1000年後チャレンジに参加してみたい」と。
1000年後に、小林の映った動画を見た人が、果たして何か心動かされるものを感じていただけるものなのだろうか。
そこから小林のチャレンジは始まりました。
まずは、機材が必要でした。
しかし家計が一緒なので、こっそり購入というわけにもいきません。
ここは正々堂々と、妻に好きな食べ物を食べて満たされていただき、部屋の掃除をして機嫌をとらせていただき、大風呂敷を敷いて言葉巧みに熱心に事情を説明し、amazonのサイトに誘導し、撮影するための様々な機材をポチしていただきました。
動画のネタも妻と一緒に考えました。即時ブレストと禁じ手の即時却下を繰り返し、余りにも僕が常時アイデアを口にするものですから、五月の蝿のように五月蝿いと言われ、各々一人になれる時間を設けるように指導を受けました。
とはいえ、プロジェクトの舵は、この小林(夫)が握っています。
幾重にも重なる困難苦難。途中、「まるで、衣が重なる十二単衣のようではないか。小野小町も微笑んでおるわ。」と中二病を発症したりするなどし、航海は困難を極めましたが、ついにグランドライン前半の海に到着しました。
そう。まだ始まったばかりです。
スタート地点に立っただけなんです。
朝、学校や会社に着いただけなんです。
暴飲暴食をし過ぎて、腹壊してトイレに駆け込んで、座っただけなんです。
これからがスタートですね。
ここから僕なりの次のステージに向かいます。
今後は様々なコンテンツを発信していく予定です。
僕たちNIARを知ってもらうことを第一としていますが、色んなことに挑戦をしていきたいと思っています。
そしていつの日かAIが、小林の性格や思考をディープラーニングを通じて学習し、僕が死んでも「小林ならこう判断するな」「きっと、この場面では小林はこんな風に言うだろうな」みたいな風になれば、紆余曲折を経て1000年後の景色も見れるのかな。残された人たちも寂しい思いしなくて済むのかな。
とにかく、YouTubeを通じて、できるだけ多くの人の記憶の片隅に置いていただけるように、そして、WEB制作のお仕事で役立てるように努めて参ります。
それでは、行きましょう。
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