AWSでKUSANAGI for AWSを導入しWordPressのインストールをやってみた

WordPressを超高速にできる仮想マシン、KUSANAGI。

そして最近よく耳にするAWS(Amazon Web Service)。
勉強も兼ねて、AWSにKUSANAGIを入れてWordPress構築をやってみました。備忘録です。

「AWSにKUSANAGIを入れてWordPressをインストールするまで」の一連の流れ、工程をすぐに確認できるように記録しておきたいと思いますので細かいコマンドや専門用語の説明は割愛しています。

公式サイトで3ページに渡って説明しているのをこちらではあえてサクッと1ページにまとめました。

より詳しく知りたい、実践したい方はよろしければ公式サイトをご参考ください。

KUSANAGI

 

AWS公式サイトはこちら

Amazon Web Service

 

作業環境

OS:macOS Mojave ver 10.14
ブラウザ:Safari
SSHクライアント:Macのターミナル

目次

  1. インスタンス(仮想サーバ)の作成
  2. KUSANAGI初期設定
  3. WordPressのプロビジョニング
  4. ブラウザからいつものようにWordPressインストール

 

1.インスタンス(仮想サーバ)の作成

1ではAWSでアカウントを作成してから、インスタンス(仮想サーバ)を作成しました。
その工程1)〜9)です。

1)AWSアカウント作成

2)AWSでインスタンス(仮想サーバ)を作成する

3)インスタンスの作成に必要なソフトウェアとしてKUSANAGI for AWSを選ぶ

4)希望のインスタンスタイプを選ぶ(無料〜有料まであり、メモリ等スペックを細かく設定できる)

5)希望のストレージを選ぶ(SSDやHDDなど必要に応じて選べる)

6)セキュリティのためのファイアーウォールのルールを設定する(アクセス権限)

7)キーペアの作成(秘密鍵。仮想マシンへのSSH接続の際に使用。)

8)上記設定の上、インスタンス作成!自動起動します。(おお!サクッと仮想サーバつくれた)

9)IPアドレスが固定でないと確認の際のURLが面倒なので、固定IPアドレスを設定する

とりあえずこれで仮想サーバの準備自体が完了です。
次はSSHで仮想マシンに接続し、導入したソフトウェアKUSANAGI for AWSの初期設定をします。

2.KUSANAGI 初期設定

2では1で選択したソフトウェアKUSANAGI for AWSの初期設定をします。
その工程1)〜3)です。

1)SSH(Macのターミナルを使用)で仮想マシンに接続、rootに切り替える

 ssh -i [1で作成したキーのパス] centos@ホスト名 //SSH接続

 sudo su – //root切り替え

2)yumでKUSANAGIシステムアップデート、再起動

# yum –enablerepo=remi,remi-php56 update -y //オプションは任意

# reboot //再起動

再度SSHにてログイン、root切り替える

3)KUSANAGIの各設定をする

# kusanagi init //設定開始コマンド

・タイムゾーン:Asia/Tokyo
・使用言語:日本語
・キーボードタイプ:Japanese
・ユーザーパスワードの設定:任意のパスワード
・鍵認証のパスフレーズ設定:任意のパスワード
・MySQLパスワード設定:任意のパスワード
・Webサーバの選択:(私はApacheを選択しました)
・アプリケーションサーバの選択:(私はPHP7を選択しました)
・Rudyのバージョン選択:(一つしか選択肢はありませんでした)
エンター!!!(※この辺からテンションが上がってくる)

ダダダダダダダダダダダ….約1分ぐらい


最後にcompletedと表示され、KUSANAGI初期設定の完了です。

 

3.WordPressのプロビジョニング

3ではWordpressのプロファイル(データベース等)を作成、設定します。
その工程1)〜3)です。

1)kusanagi provision コマンド実行

 # kusanagi provision kusanagi_html

2)基本設定

1)をインストールすると自動的に設定画面になります。
・language:ja
・ホスト名:AWSの管理画面で設定した固定IPアドレス
・SSL証明書(Let’s Encrypt):メールアドレスを入力

3)データベースの各設定

2)が完了すると自動的に設定画面になります。
・データベース名:任意のデータベース名
・データベースのユーザ名:任意のユーザ名
・データベースユーザーのパスワード名:任意のパスワード
エンター!!(※結構テンション上がってきてる)

最後に

Provisioning of kusanagi_html completed. Access 固定IPアドレス and install WordPress!

と出たら完了です。(あともうちょっと・・・)

4.ブラウザからいつものようにWordPressインストール

ここまできたらあとは楽勝です。

設定した固定IPアドレスに接続すると、いつものWordPressインストール画面になります。
テンションが上がりきってしまい、キャプチャし忘れました。公式サイトでいうとここです↓。

WordPress install

できたー!(IPアドレス載せれないのでGIFにしました。わかりにく・・。)

さいごに

やっぱり早いって正義。管理画面、サイトがかなり早くなりました。

公式サイトに導入事例もありましたのでよろしければご覧ください。

KUSANAGI WORKS

次はレンタルサーバにある既存のWordPressを
KUSANAGIを導入したVPSサーバに移設してみたいなと思います。
データベースはphpMyAdminでしかあまり触ったことがないのでハードルたか・・・

参考になれば幸いです。

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