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知る。残す。伝える。
ある日、Xのタイムラインを何気なく流し見していたら、どこかの誰かのリツイートで「SESSA」というイベントが流れてきた。
「へぇ〜なんかクリエイターが集まるやつっぽいな。友達できるかも?仕事の話もできたら楽しそうやし〜」という超ライトな気持ちでポチッと応募。
……と思ったら「書類選考あり」と書いてあるじゃあないですか。
(えっ、そんな本気系?)と思いつつも、「まあ受かったらラッキークッキーケンタッキーってことで」と軽めのノリで提出。
そして、提出したこと自体をあっさり忘れ去るのだった。
それからというもの、目の前の仕事に追われる日々。SESSA琢磨していた。
そんなある日、ふとメールチェックをしていたら見慣れない件名が。
「SESSAキックオフパーティのご案内と資料提出のお願い」
ん??なんか見覚えあるような…と恐る恐る開封。
「自己紹介スライドを1枚(A4横・PDF)でご提出ください。締切:2024/10/16」
\昨日やん/\オワタ/
瞬間的に血の気が引いた私は、即謝罪メールを打ち、人生最速のスピードで自己紹介資料を作成&提出した。いや、ただの言い訳ですがまさか通るとは思ってなかったんですほんと…。ちゃんと確認してなくて申し訳ございませんでした(深々)。
SESSAは、学び手同士が積極的に関わりながら、知識や経験を共有し、共に成長していくことを目的にした学びの場。
今回が記念すべき第1回目の開催で、全5回にわたってプロジェクトを進行。
そして、参加者だけじゃなくて、もうひとつ心強い存在が。
それが「アドバイザー」という立場の方々。
札幌で実際にご活躍されている4名の方々が、見守ってくれていて、困ったときには話したり、相談したりできる超ありがたい存在。
参加者だけじゃなく、プロの視点からも学びが得られるという、なんとも贅沢な場なのです。
詳細はこちら
第一回目SESSAの課題は:「札幌の観光課題を“(広い意味での)デザイン”で解決せよ」
チームに分かれて、最終回には、提案書を作ってみんなの前で発表。
あ、うん、思ってたより全然ガチでした。
「友達ができたらラッキー☆」くらいの軽〜いノリで応募した私は、ソワソワしていました。
そして、きました。
「なぜSESSAに参加したか、順番にマイクを持って話してください」タイム。
他の人たちは
「札幌の課題に向き合いたくて」
「地元をもっと良くしたいと思って」
「社会課題とデザインの接点に興味があって」
……などなど、意識高いコメントが続く。
私はというと、
「えっと……札幌の来たばかりなので、人脈を増やしたいのと楽しそうだったからです。」
みたいな、完全にスナック感覚で来ました感まる出しの発言をしてしまう。
あの場にいた自分を、スライドしてそっと画面外にフェードアウトさせたいと思ったのだった。
一瞬へこんだが、わりとすぐに吹っ飛んだ。
というのも、よくよく考えたら
クリエイターが集まってる場所って、めちゃくちゃ貴重。
しかも提案書を作るという濃い時間を一緒に過ごせるのである。
しかも、札幌に引っ越してきたばかり。
地元も人脈もまだまだこれから。
むしろ「札幌を知る」には最高のチャンスやん!と完全にスイッチON。
せっかくご縁があって参加できたSESSA(軽いノリで応募してしまったが)。
本気で飛び込んだ方が絶対おもしろい。
……ということで、ここで静かに決意を固めたのだった。
そして私は、チームAに配属された。メンバーは全部で5人。
ジャンルはバラバラなのに、なんか絶妙に噛み合いそうな気配しかしない。
「これは面白くなるぞ…」と、まだ何も始まってないのに妙なワクワク感がこみ上げてきたのだった。
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